テレビ台を兼ねた壁面収納がおすすめ!
リビングにテレビとテレビ台を置く場合、「部屋が狭く感じられないか?」「インテリアの統一感が崩れないか?」といったことにも配慮しなければなりません。リビングのスペースが狭くなってしまうのは避けたいですし、まとまりのない雰囲気になってしまうのも残念です。
リビングに置くテレビ台の購入を考えるとき、ぜひ選択肢に入れていただきたいのが「壁面収納」です。壁面収納なら、収納家具そのものがテレビ台の役割を果たしてくれて、テレビを含め部屋全体をすっきり見せることができます。
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壁面全体を同一シリーズで統一するので、インテリア的にも重宝します。 |
薄型テレビを置くなら壁面収納に決まり!
ひと昔前のブラウン管のテレビの場合、テレビ台にも奥行きが必要でした。そのため、できるだけ省スペースになるように、リビングのコーナーに設置する方法が一般的でした。欧米風の広いリビングなら、ブラウン管テレビを置けるほどの奥行きを持った壁面収納も考えることができますが、狭い住宅の多い日本では、現実的に壁と一体型でテレビを置けるような収納を設置することは難しかったのです。
しかし、薄型テレビの登場によって、比較的狭いリビングでもテレビを壁際に寄せるレイアウトが可能になりました。壁際に寄せる場合、一般的なテレビ台を使うとテレビの下だけが収納スペースとなり、テレビ上部の空間を活用することはできません。ですが、壁面収納は違います。壁面収納の中央にテレビを配置すれば、上下左右の周辺スペースを収納スペースとしてフル活用できるのです。しかも、薄型テレビなら奥行きはそれほど必要ないため、リビングにいて圧迫感を覚えることもないでしょう。
すっきり空間に欠かせない壁面収納
リビングは家族が集う場所ですから、雑多なものが散らかっていない、すっきり空間にしておくのが理想です。とはいえ、特にリビングのテーブルは、家族が持ってきた色々なものであふれがち……。細々としたものをパッと収納できるスペースをつくることは、快適なリビングを保つための重要なポイントなのです。
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、リビングにおもちゃが散らかってしまうのは日常茶飯事。よく使うおもちゃは、あえてリビングにしまっておいたほうが都合がいいものです。そんなとき、壁面収納があれば収納スペースに困りません。
リビングにぴったりの壁面収納を!
壁面収納はシステム家具の一種で、壁の大きさに合わせてオーダーメイドでつくることができます。収納各部の大きさや組み合わせ、色なども自由に選べ、テレビを配置する台部分の形状も自由に決めることができます。
壁掛けにする場合は十分な補強工事と専用金具が必要になること、壁面収納からテレビなどのAV機器が飛び出した状態にならないように奥行きを確保することなどに注意して、リビングにぴったりの壁面収納を選びましょう! |